建築探訪「養老天命反転地と南山大学」そして、伊勢神宮へ。
こんにちは。
先日、訪れた岐阜、名古屋、そして伊勢からのレポートです。
人生初めての伊勢神宮でした。
内宮は、早朝の5時から参拝可能でしたので、気合い入れて5時前に到着。
女性の方2人が先に並んで待たれていました。長崎から来られておりました。
何とも言えない清々しい場所の空気を感じ、浄化された気分を味わう。
写真は、ちょっと気が引けたので、撮りませんでした。
ただ、こちらはお店が並ぶ「おかげ横丁」の様子。
こんな街並みが持続されていて、タイムスリップ感を味わう。
新しく改修していると思われる建物もかなりの景観の制限のもとに設計されている様子。
こちらは有名な赤福本店。こちらは早朝から営業していました。
あんこが美味しい。ぜんざいもありました。
今回は、一度行ってみようと思っていた「養老天命反転地」へも。
荒川修作とマドリン・ギンズの構想を実現した庭園です。
すり鉢状の窪地の中に9つのパビリオンが点在していて、いずれも感覚の不安定さを
体験できるような作り方をしている。
水平な部分がないので、休息はとりづらいです。
ディッシャーですくわれたアイスクリームのように削り取られた円形の丘がちょんまげの様に、
庭園を取り囲む山の尾根の上にのっかってます。
この尾根部分には、実は登ることができて、単純に楽しめました。
道が狭い・・・。
どこまで続くのかなと進んでいくと、最後は行き止まりというオチ・・・。
こちらは、「養老天命反転地記念館・オフィス」。
床を反転させた天井で錯覚現象をもたらす。
トイレの天井には、卓球の台がある。
そして、こちらは「昆虫山脈」。てっぺんには、水のポンプがあります。
水をもとめて、よじ登る姿が昆虫のようだ、ということらしい。
これは、「極限で似るものの家」。
屋根が岐阜県の形をしていて、天井は、床面がそのまま反転されています。
家に置かれる家具や便器などが壁を貫通したり、天井に浮かんでいたりと
生活は不可能な状況の家が存在しています。
この黄色い入口の建物は「地霊」。
中は狭く真っ暗で、行き着く先の天井には、日本列島がお出迎え。
以上、養老天命反転地でした。中央のくぼちの樹木が結構茂っていて、
すり鉢状の景観が分かりにくかったのが残念でしたが、良い運動となりました。
夜には、同じ養老町にある旅館へ一泊。明治時代からの建物で、大正天皇もご来館
されたそうである。
さて、日を変えて、レーモンド建築「南山大学」へ。
坂道を上り、自然豊かな地に、なるべく自然を残しながら配置された学校。
レーモンドが教育環境を考えたなかで最高の環境を提供しようと試みたものだろう。
建物のところどころにレーモンド空間の醍醐味が感じられ、彼の死後に新しく増設されている
校舎もレーモンドの思想を受け継ぎながら、構成されているように感じた。
こちらは体育館。構造体の絶妙な曲面が気持ちよい。
これは神言神学院。迫力のある建物だった。
中央の棟状の領域にヴォールト天井の屋根群が寄り添っている。
内部はステンドグラスから差し込む光が象徴的な空間であった。
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DABURA FUKUOKA OFFICEでは、オープンデスクを募集しています。
建築好きな方、興味のある方、ご連絡ください。
各プロジェクトのお手伝いをしていただきます。
お電話でもメールでも結構です。
↓連絡先
福岡オフィス
〒810-0022 福岡県福岡市中央区薬院3-7-16-402
Tel : 092-775-0887 Fax : 092-775-8087
E-mail : ikeura@dabura.info
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先日、訪れた岐阜、名古屋、そして伊勢からのレポートです。
人生初めての伊勢神宮でした。
内宮は、早朝の5時から参拝可能でしたので、気合い入れて5時前に到着。
女性の方2人が先に並んで待たれていました。長崎から来られておりました。
何とも言えない清々しい場所の空気を感じ、浄化された気分を味わう。
写真は、ちょっと気が引けたので、撮りませんでした。
ただ、こちらはお店が並ぶ「おかげ横丁」の様子。
こんな街並みが持続されていて、タイムスリップ感を味わう。
新しく改修していると思われる建物もかなりの景観の制限のもとに設計されている様子。
こちらは有名な赤福本店。こちらは早朝から営業していました。
あんこが美味しい。ぜんざいもありました。
今回は、一度行ってみようと思っていた「養老天命反転地」へも。
荒川修作とマドリン・ギンズの構想を実現した庭園です。
すり鉢状の窪地の中に9つのパビリオンが点在していて、いずれも感覚の不安定さを
体験できるような作り方をしている。
水平な部分がないので、休息はとりづらいです。
ディッシャーですくわれたアイスクリームのように削り取られた円形の丘がちょんまげの様に、
庭園を取り囲む山の尾根の上にのっかってます。
この尾根部分には、実は登ることができて、単純に楽しめました。
道が狭い・・・。
どこまで続くのかなと進んでいくと、最後は行き止まりというオチ・・・。
こちらは、「養老天命反転地記念館・オフィス」。
床を反転させた天井で錯覚現象をもたらす。
トイレの天井には、卓球の台がある。
そして、こちらは「昆虫山脈」。てっぺんには、水のポンプがあります。
水をもとめて、よじ登る姿が昆虫のようだ、ということらしい。
これは、「極限で似るものの家」。
屋根が岐阜県の形をしていて、天井は、床面がそのまま反転されています。
家に置かれる家具や便器などが壁を貫通したり、天井に浮かんでいたりと
生活は不可能な状況の家が存在しています。
この黄色い入口の建物は「地霊」。
中は狭く真っ暗で、行き着く先の天井には、日本列島がお出迎え。
以上、養老天命反転地でした。中央のくぼちの樹木が結構茂っていて、
すり鉢状の景観が分かりにくかったのが残念でしたが、良い運動となりました。
夜には、同じ養老町にある旅館へ一泊。明治時代からの建物で、大正天皇もご来館
されたそうである。
さて、日を変えて、レーモンド建築「南山大学」へ。
坂道を上り、自然豊かな地に、なるべく自然を残しながら配置された学校。
レーモンドが教育環境を考えたなかで最高の環境を提供しようと試みたものだろう。
建物のところどころにレーモンド空間の醍醐味が感じられ、彼の死後に新しく増設されている
校舎もレーモンドの思想を受け継ぎながら、構成されているように感じた。
こちらは体育館。構造体の絶妙な曲面が気持ちよい。
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内部はステンドグラスから差し込む光が象徴的な空間であった。
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by dabura-dabura
| 2014-01-07 08:00
新年明けましておめでとうございます。
2014年 新年明けましておめでとうございます。
本年もガンガンはりきって参ります。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
↓2014年 年賀状より
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by dabura-dabura
| 2014-01-06 10:40
今年の模型たち。
こんにちは。いよいよ、2013年も終わろうとしております。
いくつか撮り忘れてしまった作品たちがありますが、今年の模型たちです。
大きな階段がそのまま住宅になったら・・・。
塀をぐるぐると巡らせた住宅。
玩具箱をひろげたような建物。
ガリバートンネルのようにだんだんと大きくなっていく建物。
どこが外でどこが内か錯覚するような空間を。
耐震壁をバランスよく配置して。
壁をチラチラと動いているように。4階建て住宅。
優しいぼんわりと灯りのこぼれる住宅。
車庫なんだけど、広場のようにつくる。
絶景の風景を切り取る。
空中散歩を楽しむ。空に憧れて〜
屋根でもどこでも遊ぶ!整骨院+ビジョントレーニングスタジオ
マンタのようにぴたっと伸びやかに。
黒い帯がぐるりと巡って、境界を緩やかにつくる。
クラゲのように脚(耐力壁)をぴょこぴょこと配置。
6つの機能を持ったボックスをぐるりと円弧状につなげる。
解体廃材を再利用してつくるコミュニティスペースとともに。共同住宅。
街を散歩してると思わず発見できる魅力的な場所を家の中にも取り込む。
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by dabura-dabura
| 2013-12-28 13:18
さて、いよいよ。
こんにちは。
いよいよ、着工の段取り整いました。無事、建設会社さんも決定し、予算もおさまりました。
建設会社さん、粘り強く対応頂き、ありがとうございました。
そして、お施主さんには、お待たせいたしました。本当に色々な葛藤などおありだったと思いますが、まずは、ここまで、ありがとうございます。
優しくてアグレッシブなオーナーさんと明るいスタッフさんの素敵なお店・Karunaです。
今回は、2号店になります!
Karuna
予算調整の為、じゃっかんのマーナーチェンジはありますが、当初のイメージにて、進んで参ります!来春のオープンに向けて、さらに、はりきって挑んで参ります!
いよいよ、着工の段取り整いました。無事、建設会社さんも決定し、予算もおさまりました。
建設会社さん、粘り強く対応頂き、ありがとうございました。
そして、お施主さんには、お待たせいたしました。本当に色々な葛藤などおありだったと思いますが、まずは、ここまで、ありがとうございます。
優しくてアグレッシブなオーナーさんと明るいスタッフさんの素敵なお店・Karunaです。
今回は、2号店になります!
Karuna
予算調整の為、じゃっかんのマーナーチェンジはありますが、当初のイメージにて、進んで参ります!来春のオープンに向けて、さらに、はりきって挑んで参ります!
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by dabura-dabura
| 2013-12-19 20:48
伝説の男 2013初秋
一年ぶり、いや二年ぶりかな?
帰ってきました、伝説の男・諸喜田真。
カザフスタンより、ビザ取得のための帰郷。故郷・沖縄からカザフスタンへの移動の途中で、福岡へ立ち寄っていただきました。(ブログ更新が遅くなったのですが、帰郷は9月でした。)
今回は、大学時の友達と、僕らが毎回、飲み会の度に研究室にお泊まりさせてもらっていた(勝手にですが)、多賀先生も交えての宴。
あいかわらず、カメラを向けると、ポージング。この自己主張は、昔と変わらない。
アップ。おけけ。
※最近、熟年男性胸毛で検索をかけると、諸喜田真の画像がヒットする・・・。
今宵は、伝説の男のリクエストで、ロシア料理をチョイス。
あえて、日本食を選ばず、自分の暮らす国で食べている料理で宴を設けることは、彼なりの「お・も・て・な・し」であろう。しかし、寒い国の料理だけに、塩気の強いものも多い。ポトフは、赤カブの甘みもでて、なかなか美味しい。
お店の人とも、伝説の男は意気投合。ロシア語を頑張って、使っている様子・・・。
大学時代の恩師・多賀先生とも久しぶりの再会。
年の差なんて、ビクともしない伝説の男のマシンガントークが続く。
一次会をお開きとして、いざ、多賀先生の行きつけのお店へ。
しかし、ロシア料理で長居し過ぎたようで、閉店だった。
ので、博多名物・屋台へ〜。
「もう、食べれん・・・」とさんざんロシア料理を堪能した後だったが、
ラーメンは別腹〜!!
また、来年ねぇ〜。
帰ってきました、伝説の男・諸喜田真。
カザフスタンより、ビザ取得のための帰郷。故郷・沖縄からカザフスタンへの移動の途中で、福岡へ立ち寄っていただきました。(ブログ更新が遅くなったのですが、帰郷は9月でした。)
今回は、大学時の友達と、僕らが毎回、飲み会の度に研究室にお泊まりさせてもらっていた(勝手にですが)、多賀先生も交えての宴。
あいかわらず、カメラを向けると、ポージング。この自己主張は、昔と変わらない。
アップ。おけけ。
※最近、熟年男性胸毛で検索をかけると、諸喜田真の画像がヒットする・・・。
今宵は、伝説の男のリクエストで、ロシア料理をチョイス。
あえて、日本食を選ばず、自分の暮らす国で食べている料理で宴を設けることは、彼なりの「お・も・て・な・し」であろう。しかし、寒い国の料理だけに、塩気の強いものも多い。ポトフは、赤カブの甘みもでて、なかなか美味しい。
お店の人とも、伝説の男は意気投合。ロシア語を頑張って、使っている様子・・・。
大学時代の恩師・多賀先生とも久しぶりの再会。
年の差なんて、ビクともしない伝説の男のマシンガントークが続く。
一次会をお開きとして、いざ、多賀先生の行きつけのお店へ。
しかし、ロシア料理で長居し過ぎたようで、閉店だった。
ので、博多名物・屋台へ〜。
「もう、食べれん・・・」とさんざんロシア料理を堪能した後だったが、
ラーメンは別腹〜!!
また、来年ねぇ〜。
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by dabura-dabura
| 2013-11-27 19:34
建築家・DABURA.iの池浦順一郎です。
by dabura-dabura
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